自衛隊エセ大辞典
(ヘリコプター編)

ヘリコプターは陸海空で使用されています。
一番多いのはやっぱり陸自かな?意外に空自が少なかったりします。

AS332L輸送ヘリ(陸)
 要人輸送のためのヘリコプター。内装も特別仕様となっている。
AH-1S『ヒューイコブラ』対戦車ヘリ(陸)
 通称『コブラ』。陸上自衛隊の主力攻撃ヘリコプター。UH-1をベースにしているが、その面影はあまり残っていない。TOW対戦車ミサイル・20ミリロケット弾を装備出来る。
 正面からの被弾性を低くするために、極端に薄くした胴体が特徴。
UH-1H/J『ヒューイ』『イロコイ』多用途ヘリ(陸)
 軽量の輸送・機関砲を装備しての攻撃任務など様々な目的で使用されている。H型と、H型のエンジン交換・搭載積載量増加などの改造を施したJ型がある。
UH-60JA『ブラックホーク』多用途ヘリ(陸)
 '98年より配備の始った比較的新しいヘリコプター。高性能だが高価なため、大きな部隊(方面隊隷下のヘリコプター隊)に配備される。
UH-60J救難ヘリ(海・空)
 上のUH-60JAとベースは同じだが、これは救難用装備(ホイストと呼ばれるウインチなど)を持つ。海・空ともほぼ同じ機体を使っているが、海上自衛隊は朱色と白、航空自衛隊は黄色と白のツートンカラーを施している。
SH-60J哨戒ヘリ(海)
 海上自衛隊の主力哨戒ヘリ。上記のUH-60『ブラックホーク』シリーズとベースは同じである。
 各種センサー・レーダーを搭載し、艦船の捜索を行う。魚雷を発射することも可能。
 自衛艦上からの運用も可能で、自衛艦8隻とヘリコプター8機の『八八艦隊』を構成する。
HSS-2B哨戒ヘリ(海)
 以前は主力だった哨戒ヘリ。これも艦上からの運用が可能。
 2003年7月に全機退役となった。
S-61A多用ヘリ(海)
 HSS-2Bを改造した輸送ヘリで、南極観測船『しらせ』に搭載される。南極観測時には人員・物資の輸送に使われる。
CH-47J/JA『チヌーク』輸送ヘリ(陸・空)
 前後に並んだローター(タンデムローター)が特徴の大型輸送ヘリ。機内にジープなどを収容できるほか、機の下側に荷物をつりさげて飛行することも出来る。
 JA型はJ型に搭載燃料増加・気象レーダー搭載などの改良を施したもの。
OH-6D観測ヘリ(陸・海)
 またの名を『タマゴ』。砲撃の着弾点観測・敵地の偵察などを行う小型ヘリ。
海上自衛隊では訓練用として使用されている。海上自衛隊のものはオレンジ色の塗装がされていることから『レモン』とも呼ばれるらしい。
OH-1『ニンジャ』観測ヘリ(陸)
 OH-6Dの後継として開発された純国産ヘリコプター。高い機動性を有し、各種光学機器を搭載する。空対空ミサイルを装備できるが、これはあくまで自衛用。
 開発が終ったばかりで、配備はこれから本格化する。
MH-53E掃海ヘリ(海)
 海中の機雷を排除(掃海)するヘリ。
 各種掃海具(ワイヤーカッター・磁力発生装置・音波発生装置など)を低空で飛行しながら曳航し、機雷を強制的に爆破、または浮上させて(後続の船が機関砲で爆破する)掃海作業を行う。


知識の泉な資料室に戻る


トップに戻る
inserted by FC2 system